先日、田舎の母から宅急便が届き、開けてみたら、「イナゴの佃煮」が入っていました。子供たちは「これなあ〜に?バッタ?気持ち悪い!」と言っていましたが、実は私は大好物。「イナゴの佃煮」さえあれば、白いご飯を何杯も食べられます。というのも、子供の頃、この時期になると、学校から帰るなり、紙袋を持って田圃にイナゴ採りに行き、真っ暗になるまで追いかけ回していたものです。すると、すぐに母が採ってきたイナゴを佃煮にして食べさせてくれたものです。ですから、私にとって「イナゴの佃煮」は、母の味でもあり、ふるさとを思い出させてくれる大切な秋の贈り物なのです。そんな母に感謝して、母の好きな千昌夫さんの「津軽平野」をリクエストさせていただきます。
横浜市旭区鶴ヶ峰 ラジオネーム「マリリン」さん
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