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メッセージ&エピソード |
母へ
私の母は明治33年(1900年)生まれの“薩摩おごじょ”です。明治の人らしく辛抱強くて働き者でした。その母が大好きだったのは、浪曲と三波春男さんの歌でした。「チャンチキおけさ」や「船方さんよ」、「雪の渡り鳥」などなど、上手に歌っておりました。「孝行したい時に親はいず」思い出だけが胸に迫ります。今は亡き母に「チャンチキおけさ」を捧げます。
千葉県鎌ヶ谷市東中沢 永田寿美子さん
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この曲について |
「チャンチキおけさ」(1957年4月リリース)
作詞・門井八郎、作曲・長津義司。浪曲師・南條文若改め三波春男の歌手デビュー2作目のレコード。元郵政省の役人だった売れない作詞家・門井八郎が提出したままディレクターの机の中で眠っていた詞を見た長津義司は、新宿で飲んでいる時、急に曲想が湧き、たった15分で作ったと言われている。B面は「船方さんよ」で、こちらもヒットした。 |
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