初恋の人、礼奈さんへ
私が小学校五年生の時に転入して来た時のことです。周りの風景や生徒達に圧倒されていつも元気な私もモジモジしていた日々が続きました。そんな時、一番最初に声をかけてくれたのが彼女でした。彼女は背が高く、頭も良い、さらにみんなの人気者と申し分なし!私とは正反対のタイプなので、「憧れの人」であり、「初恋の人」でもありました。小学校、中学校は同じ学校の同じクラスで、席替えのくじ引きも隣同士になることが多く、「これは運命だ!」とのぼせ上がるも、彼女と話す時はもう顔が真っ赤になったりしたものでした。高校の時は違う学校でしたが、通学で使った電車は同じだったので、帰る時に偶然一緒になる事もあり、何をしゃべったかわからなかった憶えがあります。そして、現在、彼女は結婚する事が決まったそうです。それを聞いた時はショックでしたが、今では笑顔で「おめでとう」を言いたいです。彼女には今まで一度も告白したことが無かったのですが、今度会う時には、「実は…」と言って笑えると思います。リクエストは、さだまさしさんの「君が選んだひと」をお願いします。
東京都江戸川区一之江 根岸利英さん
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