バスガイドさんへ
秋の観光シーズンになると思い出すある事件があります。今から20年ぐらい前でしたか、会社のバス旅行で別府へ行った時のこと、この時のバスガイドというのがまだ一人で添乗しだして1週間目という新人ガイドで、観光案内もうろ覚えで思い出し思い出ししながら頼りなげにしゃべるので、みんなで面白半分にからかったりしていたんですね。そうしたら、ある瞬間、突然ワァーッと泣き出してしまって、みんなはアゼーン。運転手が「泣くな!」と叱ると、さらに泣くという感じで、みんなはますます困惑!結局、こんどはみんなでおだてたり、慰めたり、ガイドさんのご機嫌を取る始末。そして、ようやく機嫌の直ったガイドさんが、気を取り直して歌ったのが、中森明菜の「セカンドラブ」。これを振りつきで情感たっぷりに明菜そのままにやるので、みんなもヤンヤヤンヤ。なんだかガイドさんをヨイショに行った変な旅行だったなと今でも語り草になっています。あのガイドさん、その後ちゃんと一人前になったのかな?リクエスト、「セカンドラブ」をあの時のバスガイドさんに!
福岡県早良区 ラジオネーム「スッパイダーマン」さん
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