小学校時代の担任の先生へ
誰にもきっと恩師と言える人がいるはずです。僕にもいました。小学2年生の時のことです。その頃はその新しい土地に引っ越してきたばかりの転校生でした。その時の担任の漆畑(うるしばた)先生は厳しくもあり、やさしさもある方でした。僕は足が悪いのですが、最初はそのことを先生に伏せていました。ところが、ある日の体育の時間に僕の走りがあまりに遅かったので、先生は僕がわざと走っているのだと思い叱りました。その時、僕は初めて足が悪いことを告げたのです。でも、先生は、それからも下手な同情などせず、みんなと一緒のように僕に接してくれ、いろいろと教えていただきました。あの頃のことは一生忘れません。先生に「ありがとう」の言葉とともにこの曲を贈ります。
三重県鈴鹿市加佐登 寺本弘喜さん
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