T先生へ
高校時代、私は家族との折り合いが悪かったことや当時の世の中にスネていたことがあって、女だてらにかなりの問題児でした。そんな時、担任のT先生が見かねて手紙をくれました。そこには自分が親の顔も知らないで育ったこと、自分も世の中にスネていたが、自分をたなにあげてスネるのは自分に対する甘えで単に現実から逃げているだけだと気がついたなどが書かれていました。結局、その時すぐはわからないけど、捨てないでとっておいたその手紙を何度か読むうちに、先生の気持ちがしみるようになりました。今、子供にもっともらしいことを言えるのも、あの時迷い、立ち直った私があるからだと思います。T先生(女性です)のおかげです。当時流行っていたあべ静江さんの「みずいろの手紙」をお願いします。
千葉県船橋市前原西 ラジオネーム「萩の月」さん
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