主人へ
先日身の回りのものを整理していましたら、主人とつきあっていた頃もらった手紙がたくさん出て来ました。主人はつきあって半年たった頃、名古屋に転勤。その後、岡山に転勤と遠距離になってしまい、毎日だと電話代もかかることなので、電話は1週間に1回か用事のある時にし、もっぱら手紙のやりとりをしておりました。手紙を書くのも苦ではなく、仕事から帰ってポストの中に封書が入っていると、封を切るのがワクワク待ち遠しかったのを思い出します。また、夜中にいろいろ思いをめぐらしながら返事を綴るのも楽しいひとときでした。今読み返して見ると主人からの手紙も恥ずかしいことばかり書いてありますが、誠実な人柄が出ていてしばし当時の想い出に浸りました。あの頃、流行っていた五輪真弓さんの「恋人よ」について、「いい曲だね」と書いてありましたので、リクエストします。
東京都杉並区方南 ラジオネーム「てまり」さん
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