父へ
私が子供の頃から入退院を繰り返してきた父の病状が1年前に悪化し、去年の12月の初旬にとうとう帰らぬ人となってしまいました。葬儀の時は悲しかったけれど、父は家にいないことが多かったせいか、なぜかまだ生きているような気がしてなりません。ある日、父の遺品を家族で整理していた時のことです。父の思い出話に花が咲き、いつしか手も止まり、時には大笑いしてしまう場面もありました。ところが、ふと父の悪口を言ったとたん、部屋の電気がチカチカして、風もないのにロウソクの火が消えそうなくらいに揺れたのです。ゾゾゾ〜っと。すぐに収まりましたが、これって父の仕業でしょうか?リクエストは父が好きだった美空ひばりの「川の流れのように」を亡き父のために贈って下さい。
宮城県多賀城市 佐々木真理さん
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