父へ
いつも楽しく青春時代へタイムスリップしながら聴いています。末っ子の私が7歳の時に亡くなった父の記憶は数えるほどしかありませんが、私は明治生まれだった父を尊敬しています。
・まずグチをこぼさず働いたこと
・品物やお金を大切にしたこと
昔の農家は貧しく、父は農業をしながら塩のニガリの行商のために、荷馬車で何里もの先の豆腐屋さんへ配達をしました。そうやって苦労して田畑を買って7人の子供がいる家計を支えてきました。畑の土手には15本の柿の木があり、その柿のおかげで父の死後も母はどれだけ家計が助けられたかと言っていました。三橋美智也さんの「達者でナ」をリクエストします。
兵庫県加古郡 松元スズ子さん
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