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高校三年生/舟木一夫 2007/1/17
メッセージ&エピソード
同窓会メンバーへ

昭和37年、福岡県田川市の金川(かながわ)中学校を卒業した150名の卒業生は、当時の炭鉱閉鎖や石炭合理化政策により、大多数が集団就職で県外へ散っていきました。そして、それぞれの家庭の事情もあって、友人同士の住所すらわからなくなっていました。しかし、去年の3月、各地区ごとにキーマンを置き、還暦同窓会を呼びかけ、京都で開催することが出来ました。車イスの女性は声を震わせて再会を喜び、同級生同士で結婚した夫婦の、夫の持病に尽くす妻のいたわりに胸を打たれました。また、すでに他界した同級生へは、「私達は還暦まで立派に人生を生きてきた。これからもあなた達のことは忘れないよ」と、皆が心に刻みました。青春を一緒に過ごした故郷は心の支えであります。同窓会を機に新たな人生にはずみがついたような気がします。京都同窓会は、中学校以来の多難な人生を乗り越えてきた還暦修学旅行でした。宴会では、懐かしい写真披露や、かつて心をときめかせた彼女とフォークダンスをしたりと、感激の貴重な時間を過ごしました。その時に、どうしても皆で歌いたかった歌があります。昔口ずさんだ「高校三年生」。これを同窓会メンバーへ贈りたいと思います。

静岡市葵区 砂田学さん
この曲について
「高校三年生」(1963年6月リリース)
作詞/丘灯至夫、作曲/遠藤実
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