母へ
竹内さん、今晩は!初めてメール致します。いつも仕事帰りの車の中で聴いております。竹内さんのソフトな語り口には、毎日の仕事の疲れも癒される思いです。先月一月十九日、私の母が92歳にしてこの世を去りました。父は私が小学校一年生の時に他界し、以来母は大島紬の織り子をしながら、私を育ててくれました。本当に貧しい奄美大島での生活でした。中学校を卒業すると、私は集団就職で大阪へ。母も一緒でした。さらにその2年後に上京し、世田谷で二十年間暮らし、仕事も独立し、結婚もして茨城へ移り住みました。母もずっと一緒でした。うっとおしいと思ったことも何度もありましたが、いつも息子の心配ばかりしていた母親でした。出来ればもう一度元気なうちに、故郷の奄美大島へ連れて帰りたかったのですが、今となってはどうしようもりません。そこで、バンブーさん、母が好きだった田端義夫さんの「島育ち」の歌で、母を里帰りさせてはもらえないでしょうか?かけていただければ幸いです。それでは、バンブーさん、スタッフの皆様、どうぞお身体をお大事に!
茨城県つくばみらい市 ラジオネーム「奄美の黒ウサギ」さん |