二十五年前に亡くなった父へ
まだ五十代のうちに亡くなった父は、その時代の人のわりには、私から見ても粋でカッコいい男性で、若い頃はバンドマンをしていたので、機嫌が良いと、水割りを傍らにおき、よくピアノで弾き語りをしてくれました。父とは、一時人生の方向性の違いから行き違いとなり、ようやく話せるようになったのは亡くなる数年前でした。もっと早く仲直り出来ていたら、あんなに早く亡くなるというのがわかっていたら、まだたくさんいろいろなことを話したり、教えてもらえたのに・・・気がつけば、私も父が亡くなった歳になってしまいました。そんな父の想い出の曲、ナット・キング・コールの「スマイル」をリクエストします。
東京都世田谷区 ラジオネーム「キングの息子」さん
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