弟へ
中国に単身赴任中の弟に、西郷輝彦の「星のフラメンコ」を贈ります。今年北京でオリンピックが行なわれることもあって、弟は2年前から中国に長期赴任中です。中国に行く話が出た頃、母が入院。本人も行こうか断ろうかだいぶ迷ったようです。結局、半年後に母は亡くなり、中国から急いで帰ってきた弟は親の死に目に会えず、母を前に大泣きしていた姿が目に浮かびます。
でも、男は生活が大事と慰めました。兄の私からいうのもなんですが、すごく心根がやさしい人間です。この曲は、流行った頃、二つ違いの弟と二人で西郷さんが手を打つマネをして歌い、両親や親戚に喝采を浴びた曲です。
岡山県岡山市 ラジオネーム「桃太郎侍」さん |