両親へ
私は視覚障害者です。中学2年の時、眼の手術を受けましたが、このままでは失明すると宣告され、盲学校に行くことを勧められました。そして、中3の時に初めて宮崎の親元を離れて寄宿生活を始めましたが、なにかと親に心配をかけて悲しませたこともありました。お父さん、お母さん、ごめんなさい。盲学校を卒業後、福岡に来て勤めていましたが、体調を悪くして辞めざるをえなくなりました。でも、今では、家庭を持ち、子供も生まれました。宮崎の両親は今でも自家製の野菜などをどっさりと送ってくれます。父は九州男児ですが、糖尿を患い、あれだけ好きだったお酒やタバコをやめて、「なんも、面白こっか、ねがなったよ」と、言っています。電話をするたびに、「たまには孫を連れて帰って来いよ」と言いますが、宮崎はなかなか遠くて、ここ3年くらい帰っていません。ごめんね。
福岡県久留米市 ラジオネーム「ちーちゃんのママ」さん |