ソーラン渡り鳥/こまどり姉妹 2008/8/3 メッセージ＆エピソード 母へ 今、栃木県の上三川病院に入院している母に大好きなこまどり姉妹の「ソーラン渡り鳥」をお願いします。先日、田舎にいる母、八十七歳が玄関先で転んで手首を骨折し入院したと電話がありました。すぐにでも母のところに飛んで行きたい気持ちは、私も他の兄や姉たちも同じだったと思います。そして、お互いの仕事の都合などをやりくりし、みんなで同じ日に病院に集まりました。私たち夫婦と息子が病院に着くと、もう兄夫婦は来ていました。それから姉夫婦も次々に到着。みんなで一度に病室に行くと、同じ部屋の人たちの迷惑になるからと看護婦さんが母を車椅子に乗せて、私たちが待っているところまで連れてきてくれました。母は左手を首から下げた白い布で吊っていました。母は私たちが来ることを知らなかったので、私たちの顔を見ると見る間に目から涙が溢れて話しになりませんでした。久しぶりだからと、子供達や孫達と一緒に写真でも撮ろうかと何枚も何枚も写真を撮りました。私は、そんな母を見て、これからはなるべく都合をつけて母に会いに行こうと思いました。 東京都江戸川区 猪股秀子さん この曲について 「ソーラン渡り鳥」（１９６１年リリース） 作詞／石本美由起、作曲／遠藤実 <<バックナンバー目次へ戻る