ミシェル・スミスさんへ
まだ子供が小学生の頃、夏休みに主人の上司の子供さんと3人で信州へ行って来ました。いつも時間に追われ、子供に「早く、早く」というのが口癖の私ですが、山々に囲まれ大きな川が流れる大自然の中で、その時はしばし時計の要らない時間を過ごしました。とにかく美しい大きな山と青い空と白い雲を眺めていると、小さい自分が自然の中に溶けていきそうな感じでした。日本にもこんな素晴らしい自然があるんだということを、主人の転勤でカナダに暮らしていた当時、世話になったミシェル・スミスさんに伝えたく、松山千春さんの「大空と大地の中で」を贈ります。
東京都東久留米市 河合倶子さん |