渡辺タモツ先生へ
今からおよそ三十五年前、町立手塩中学校で英語を教えていた、たしか函館出身の渡辺タモツ先生の想い出の曲です。その頃はまだ外国の音楽に興味を持っていなかった僕でしたが、渡辺先生は英語の授業の時間に、サイモン&ガーファンクルのこの曲を聴かせてくれました。その時初めてサイモン&ガーファンクルというグループを知った僕は、徐々に彼らの音楽にハマって行き、親にギターを買ってもらい、彼らの曲を弾きたいと練習しましたが、なかなか上達はしませんでした。そして、久しくサイモン&ガーファンクルのことも渡辺先生のことも忘れていましたが、最近、某局の月9ドラマで、彼らの「サウンド・オブ・サイレンス」が使われ、それを聴くたびに、僕とサイモン&ガーファンクルとの出会いのきっかけを作ってくれたのは渡辺先生だったなぁ〜ということを思い出しました。あれからおよそ三十五年、先生はいまもご健在なのかな。“渡辺先生!お元気ですか?もしどこかでこの便りを耳にすることがありましたら、天塩町で先生のことを思い出している元の教え子がいますよ!“
北海道天塩郡天塩町 水戸昭二さん |