Mさんへ
中学の時、私はブラスバンド部に入ってトランペットを吹いていました。トランペットを吹くのは好きでしたが、毎日の練習は嫌いでした。それは朝練のための早起きがつらいのと、通称“女傑”という指導の先生が厳しくて、いつも辞めたくてたまりませんでした。そんな私でも3年間、ブラバンを辞めずに頑張れたのは、クラリネットを吹いていたMさんが好きだったからです。演奏が止まった時に、Mさんがクセで必ず髪をかき上げるしぐさがなんとも言えず可愛かったなぁ。好きこそものの上手なれといいますが、好きなものがあると頑張れるというのは本当です。当時、家に帰ると聴いていたシカゴの「素直になれなくて」をMさんに贈って下さい。
東京都足立区 ラジオネーム「ブラバンの星」 |