高校三年生の文化祭から卒業まで一緒だった涌谷町のモトエさんへ
もう三十年近く前になりますが、学生時代3年間、図書委員の視聴覚係だった私は、朝礼や文化祭など各種学校行事の音響を担当する係で、部活もテニスとバレーボールの両立に燃え、校内ではちょっとした人気者でした。弁論部の彼女と出会ったのは、図書館で行なわれた2回目のレコードコンサートや文化祭の催し物案内を担当するウグイス嬢を彼女にお願いしたのがきっかけでした。手さえ握ったこともなく、手紙のやり取りと、デートといえば、彼女のバイト先のレコード店や自動車教習所に通う彼女を目で追うことぐらいでした。彼女へのプレゼントを買おうと年末雪の中をバイトに励んだ日々が懐かしく思い出され、当時、流行った映画『サタデーナイト・フィーバー』のエンディングで流れていたこの曲が忘れられません。卒業生を代表しての彼女の答辞、そして大学へ進む彼女から自衛官となって赴任する自分に届けられた『さよなら』の手紙・・・すべてが輝いていたそんな季節。あれから三十年の月日が流れ、今は互いにそれぞれの人生を、日々家族のために頑張って生きています。逢いたいなぁ〜輝いていた青春の日々、あの頃の若い二人に戻って・・・
宮城県亘理郡亘理町にお住まいのラジオネーム「湘南ジョニー」さん |