主人へ
トラックドライバーの主人は、昨年の3月27日に右足が痛いと言いながら帰ってきました。責任感の強い主人は、痛みを我慢して、仕事をやり終えてから帰宅したようです。その日はアイスノンで冷やし、翌日、近くの病院へ。肉離れだろうと診断されましたが、その後も良くならず、紹介で病院を転々。そして、最後には救急車で大学病院の高度救命救急センターへ運ばれ、検査した結果、右下腹阻血性壊死(みぎかふく・そけつせい・えし)と診断され、命にも関わるからと、右足を膝下から切断手術。さらに、1週間後に再切断の手術を受けました。この時は、主人もさすがに、「オレの足は・・・」と涙をこぼしました。でも、子供たちの支えもあり、その後リハビリを続け、10月16日にやっと退院。義足をつけ、杖をついて、歩けるようになりました。今は、天気の良い日は、私と一緒に少しずつ散歩する毎日です。本当に元気になってくれて良かったです。入院中はずっとラジオを聴いていた主人です。つらくてずっとハガキを書くことが出来ないでいました。主人のために坂本冬美さんの「また君に恋してる」をお願いします。
東京都江戸川区の猪股秀子さん |