昭和５８年度伊丹市立天神川小学校４年４組のみんなへ
約三十年もの前のこと、小学校の臨時講師として赴任したのがこの小学校。初めて君たちと出会った頃、子どもって、こんなに言うことを聞かないものなのかと思い知らされたものでした。大袈裟だけど、今でいう学級崩壊に近かったのかもしれません。でも、日を追うごとにお互い理解し合うようになり、本当に楽しい日々を過ごさせてもらいました。臨時だったので、一年間しか一緒にいられなかったけど、その後も何度もクラス会をしてくれて、鹿児島の学校に旅立つ時も大勢の子が見送りに来てくれたし、その後も帰省した際には、たびたび会ったし、本当に最高の学級でした。ただ最近は帰省する機会も減ってきて、みんなとしばらく会っていないけど、元気にしていることと思います。今年、数年ぶりに学級担任をして、以前のように燃えられない自分を奮起させる意味においても、この便りを送らせてもらいます。そこで、当時、学校を去るときに君たちから贈ってもらった「想い出がいっぱい」をリクエストします。もう今はいいお父さん、お母さんになっている君たちへ
鹿児島県霧島市のラジオネーム「芦屋から鹿児島に来た旧熱血教師」さん |
