両親へ
今は亡き父と母に贈りたいと思います。今から三十四年前、僕が19歳で社会人になりたてで、まだ給料が出なかった時に、僕は、母に「お母ちゃん、昼飯代400円貸して?」といって、毎日借りていました。母は、「給料出たら返してね」と五百円札を渡してくれました。二十日たち、初任給の9万8千円で借りたお金を返そうとしたら、母は、「いいよ、いらないよ」と言いました。「貯金しとけ!」とのことでした。なんか拍子抜けしました。その言葉が今でも耳に残っています。その思いを胸に生きていこうと思います。母も父も9月17日に他界しました。生前お礼が言えなかったので、この歌に託したいと思います。バンブーさんぜひよろしくお願いします。
山梨県笛吹市のラジオネーム「山梨黒木眼医者」さん |