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出発の歌/上條恒彦&六文銭

2013/2/15

メッセージ&エピソード

甥っ子へ

竹内さん、スタッフの皆さん、今晩は。毎日楽しく拝聴しています。懐かしい曲やその曲にまつわる人それぞれの想い出が、下手なドラマや映画よりも重みや味があって、それが魅力です。私は、甥っ子に上條恒彦さんの「出発の歌」を贈りたいです。専門学校を卒業したものの、なかなか就職が決まらず、やっと決って良かったと思ってしばらく勤めていたら、業績不振のため、「若いからすぐ次が決りそう」な人からという理由でリストラに遭ってしまいました。ところが、折からの就職難で3年近くも「次」が決らず、当面のアルバイトさえも難しく、半ばあきらめムードで引きこもりになってしまいました。昨今、やっと仕事が決ったそうです。非正規雇用ではありますが、30歳目前の彼に、「苦労してきたから、きっと長くいついてくれるだろう」と、採用してくれる会社がありました。これからも様々なことがあるでしょうが、彼にとっての再出発の時です。引きこもりを脱しただけでも良かったです。そんな甥っ子に、頑張れのエールを込めて贈りたいのでどうぞよろしくお願いします。

東京都新宿区にお住まいのラジオネーム「かめのあゆみ」さん

この曲について

「出発の歌」(1971年12月1日リリース)
作詞/及川恒平、作曲/小室等
シングルチャートの最高5位、29・1万枚の売り上げ

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