桃子さんへ
私と彼女は、当時同じ職種の事務員同士であり、彼女は25歳、私は27歳。最初は、出先で時々顔を合わせて挨拶を交わす程度の仲でした。当時は、携帯など普及していなかった時代なので、電話番号を書いたメモを渡したのがきっかけで交際が始まりました。横顔がとっても愛くるしくて、ドライブの時に、助手席の彼女の横顔をそっと見つめるのが好きでした。早春の海辺へ行き、お揃いのポロシャツを着て、二人のスナップ写真を撮ったことが、最高の想い出です。桃の節句に生まれた彼女、毎年この日が来ると、彼女と過ごした数か月のことが懐かしく思い出されます。あれから二十五年、歩む道は違ってしまいましたが、幸せな人生を送っておられるでしょうか?私は、相変わらず我が道を一人で精一杯生きております。「桃子さん、誕生日おめでとうございます」この一言が、二十五年ぶりに彼女のもとへ届きますように!またいつの日かお会いできる日までお元気でいて下さい。最後になりましたが、竹内様も、お体を大切になさって、3月を締めくくって下さい。
兵庫県神戸市東灘区のラジオネーム「H・Yさん」さん |