「浮き足立つ」の正しい意味は? 噺家・春風亭一蔵がアナウンサーに注意されて納得
落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『春風亭一蔵 ラジオマガジンフライデー!』(文化放送・金曜日午前8〜11時30分)10月9日の放送では、パートナーの水谷加奈アナウンサーとともに、気になる様々なニュースについてトークを繰り広げた。
水谷「一蔵さんが気になったニュースは何でしょうか」
一蔵「読売新聞の記事でね、『上司を「さん」呼び増加、「ひもとく」の本来の意味回答は13.1%…国語世論調査』という。まあ早い話が「部長」とか「課長」とか「社長」とか言ってたのを全部さんづけにしていると」
水谷「いいんじゃないですか。ワタクシ、一応アナウンス部長だった時がありまして。その時にクボちゃん、久保朱莉アナウンサーが入ってきて「水谷部長」って呼ばれた時に、「お願いだからそれはやめて」って言いました。その役職で呼ばれるって、そんな、なんかもう、こそばゆいことはないんですよ」
一蔵「確かに、ワタシも数々の名前を覚えてないお客さんに「社長!」って言ってましたけど、ヨイショの部分もありますね」
水谷「そうでしょ。なので、さんづけはワタシはいいことだと思います」
一蔵「で、ひもとくの本来の意味っていうのは、これは落語家は全員知ってます。なんでかっていうと「浮世床」という落語の中で、「書物をひもとくんだよ」「書物ひもといたらバラバラになっちゃうじゃないか」「いや何言ってんだよ」と、本を読んでるというような意味合いというのはちゃんとわかってるんです」
水谷「ワタシは歴史をひもとくぐらいしか使ったことがないので、でも、正しい意味は書物を、ということなんですね」
一蔵「そういうことです。関係する書物を読むというのが本当の答えで、真相を明らかにするというのは違うんですよ。あとはね、面白いのが「なるはや」って使う人って全体で33.4%とか」
水谷「なるべく早くっていう意味ですよね」
一蔵「そう、あとツーカーの意味」
水谷「ツーカーはこれ。なんかあれでしょ。えっとほら」
一蔵「ツーといえばカーみたいな。要するに、仲がいい、言えばわかる、みたいな意味じゃないの」
水谷「ですよね。あとは何ですか、流れに棹をさすとかね。反対の意味で使ってる人もいるし。あと役不足とかもそうですよね」
一蔵「水谷さんからボクが注意されたので言うと、浮き足立つ。浮き足立つっていうのはボクの中では喜んでワクワクしてるっていうように使ったんですけど、それは違うんだよと」
水谷「反対の意味で、不安でちょっとそわそわすること」
一蔵「こういうのは学びだからすごい面白いなって。このひもとくもそうですけど、日本語って正しく使うと面白いし、本当の意味っていうのは知っていった方がいいと思うんで取り上げさせていただいたんですけど、言葉の難しさで言うと、読売新聞オンラインの記事で『減りゆく「〇〇レディー」、性差ない呼称広がる…「ソナエルジュ」「アンバサダー」「キャビンアテンダント」』」
水谷「ソナエルジュ?」
一蔵「って何だと思います」
水谷「ソナエ、備えよう? なんか備えてくれるコンシェルジュみたいな感じ?」
一蔵「まさにその通りなんですけど、生保レディーと呼ばれてた方々がソナエルジュ」
水谷「あ~! ソナエルジュ? いや浸透しない。全然もうピンとこないもん」
一蔵「うちの娘が看護師なんですけど、一昔前はやっぱり…」
水谷「看護婦さん」
一蔵「って言われてたし、例えばキャビンアテンダント」
水谷「スチュワーデスね」
一蔵「っていうのも変わっていってる中で、生保レディの方々はソナエルジュ」
水谷「いや、ソナエルジュは無理だな。申し訳ないけど」
一蔵「(笑) ソナエルジュと言われているよという記事です」
水谷「だって看護婦さんとか保母さんだって別にいいじゃないってワタシは今でも思ってますよ」
一蔵「それで言うと、女子アナも変わっていくべきだと思いますよ。女子アナって言葉がもうちょっと差別みたいに言われちゃうんじゃないですか」
水谷「言ったとしたら女性アナ」
一蔵「ああ、まあそうですね」
水谷「女子じゃねえだろ、みたいなね」
一蔵「ラジオ〇〇?」
水谷「ラジオ〇〇か、面白い!」
果たして一蔵師匠が考えた女子アナの新しい呼び方とは? 気になる方はradikoのタイムフリー機能でお確かめください。
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